ランドスケープ卒計展

日比谷ランドスケープデザイン展2018の講評会のゲストクリティークを務める機会をいただきました。

ランドスケープデザインの卒業設計を意識して観るのが初めてだったので、講評は甚だ烏滸がましい感じでしたが、建築の卒業設計との違いに着目するとランドスケープデザインの特徴が見えてきた。

まずは時間を利用してデザインするという視点。植栽のレイアウトを、根の張り方や成長の仕方から、今後の地形に与える変化まで考慮をして、現時点の植栽のレイアウトにとどまらず、今後10年、20年後のランドスケープまで想像してデザインする、建築でやりたいけどなかなかできない、うらやましい手法と感じた。

もうひとつは、スケールが大きいこと、屋外や半屋外が多いことも影響するが、活動のためのデザインが多かった。建築が静の空間だとしたら、ランドスケープは動の空間といえるだろうか。逆に動の空間を扱う建物は、建築的発想でつくるよりも、最初からランドスケープ的発想でスタートしたほうが、開放的で呼吸する空間ができる気がした。

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