塔の岳

日々の運動不足を償うために登山を敢行。今回は丹沢表尾根。秦野で9時のバスで出発し、ヤビツ峠(10:00) → 二の塔 → 三の塔 → 塔の岳(13:00)→ 鍋割山(14:30)→ 大倉(17:00)。渋沢駅に戻ったのが18時前。

梅雨前で夏前の涼しいひと時を満喫。きれいな空気と壮大な景色で肉体の苦しみが緩和される。

かなり疲れ果てたが、時間を置いたらきっとまた登りたくなる、充実感を味わった。

地鎮祭

本日はA邸工事の地鎮祭に参加し、工事の無事を祈願した。

土地へのリスペクトを示すと同時に、地鎮祭の様子を見に来た近所の方々とも交流が発生したりと、こういった行事の重要性をあたらめて認識させられた。

アルミ天井取付け

北京の三里屯のカフェのアルミ天井が無事付いた。

施工期間中は現場にいけてなくて、一番気にしていた部分だったが、写真から見る限り設計通りに付いたようだ。

手作りのタピオカを売りにしているカフェで、タピオカの粒感とミルクの滑らかさを表現した。

看板などが付いて、6月オープンの予定とのこと。

遠隔監理

北京で遠隔操作中の店舗の設計監理も佳境に入り、天井パネルの写真が現地の工場から送られてきた。

中国の施工は成都の新津美術館以来、8年ぶりのため、施工技術の向上が目覚ましい中国の変化を垣間見れると楽しみである。

図面通りに作らないことも多いし、施工者が自分で解釈して作ることも多いのはあいかわらずである。しかしそれはコストを下げたいとか、納期を早めたいといった利益追求型の理由ではなく、いわば早とちりの連続のように感じられる。そこには施工側のイメージを実現させたいというひたむきさ、あるいは施工者もクリエティビティを発揮したいという欲望を感じ取ることができる。なので上手く行かなかったときはなにも言わずにやり直しをしてくれる。そこは責任の所在をひたすら問ういわゆる成熟した施工組織と違ったところである。

 

解体

新築工事がそろそろ始まりを迎え、今日は現場の解体。

施主が昔自分で増築した小屋は、古めかしい屋敷の建具が転用されていたり、変わった木工が取り付けていたりと、宝の宝庫であった。施主といっしょに昔を懐かしみながら解体作業を行った。

ふるいものを一部回収し、新しい住宅に古い記憶を散りばめていきたい。