竹林を五感で楽しむ家を手がけています。今日は施主や手伝ってくれる方と共に壁塗り。
竹林に包まれる、ガラスボックスのキッチン。
笹の音にひたる、縁側。
そよ風を感じながら竹林を眺める、屋根からせり出したテラス。
竹林に包まれるサンクーンリビング。
骨組みは出来上がり、あとは仕上げのみ。
竹林を五感で楽しむ家を手がけています。今日は施主や手伝ってくれる方と共に壁塗り。
竹林に包まれる、ガラスボックスのキッチン。
笹の音にひたる、縁側。
そよ風を感じながら竹林を眺める、屋根からせり出したテラス。
竹林に包まれるサンクーンリビング。
骨組みは出来上がり、あとは仕上げのみ。
竹林に迫り出したガラスボックスのキッチン。
笹の葉の音にひたる縁側。
そよ風を感じる屋根の上のテラス。
竹林に包まれるサンクーンリビング。
五感で竹林を感じる家をてがけました。
今回スキップフロアのため、一部ホールダウン金物が一段上の床にぶつかって取り付けられない問題が発生した。平面のプレカット図ではチェックしきれなかった。
そこで用いたのは、伸びるホールダウン。ロッド部分が、自由に動くワイヤーになっている。床を貫通させて、上の階にホールダウンを止めつけている。
スキップフロア上に折り重なった床の最上階は室外機置き場。場所はけっこう広いため、テラスとしても十分気持ちのいい場所である。
登って発見したのだが、南東の角に富士山がみえるのだ。
建物は建ってみないとどういうビューが望めるのかなかなかわからない。骨組みが出来上がった時に登ってみて、はじめてみる景色に感動するのも新築の醍醐味である。
建て方がスムーズに行くためには、入念なプレカット図の打ち合わせ、検討、チェックが欠かせない。
今回はプレカットの山二さんが丁寧にプレカット図を仕上げたおかげで、複雑な形状(スキップフロア)にもかかわらず、建て方は1日で無事完了した。
ネダレス合板もカットしたので、敷き詰めがスムーズだった。
坂茂さん設計のスイデンテラスに泊まってきました。
遠かったのでなかなか行く機会がなかったのですが、今回は道中に福島の沼沢湖で一泊キャンプして、立ち寄りました。ちなみに沼沢湖は湖水浴ができるので個人的にかなりおすすめ。
テーマが水田ということもあり、素材はラフで簡素なものを多用していましたが、ディテールは手を抜くことなく、リラックスする美しい空間となっていました。
素材は細胞で考えると、その細胞の強さやサイズにとって自然な大きさの集まりがあり、つまり素材ごとにふさわしい大きさというものがある。ここのインテリアは、その大原則に逆らうことなく、自然素材をその物性に相応しい使い方を使うことで、素材ごとにオーバースケールになることもなく、結果的に居心地のいい空間を作りあげているのかと感じました。
スキップフロアの家がいよいよ着工しました。
基礎までできましたが、基礎も一部下がって、半地下となっており、ここからスキップフロアが始まっています。
プレカット図がとにかく複雑で、間違えないように細心の注意をはらってチェックします。
瀬戸内芸術祭2022がちょうど会期中なので、出張ついでに島を巡ってみることに。直島はむかし寄ったことがあるので、今回は豊島、小豆島に立ち寄ってみることにしました。
まずは有名な豊島美術館。雨予報のこともあり、雨の日はなかからどう見えるだろうかと興味があったのですが、天気予報が外れすっかり晴れて、写真でよく見るような豊島美術館を実際体験することになりました。唐櫃港からそれほど遠くなく、ほかのアート作品を巡る時間もなさそうなため、美術館へは徒歩でアクセスしました。(15分くらいですが、炎天下と坂でしんどかった。)
水玉のような形状をしていますが、建物のなかに入ると、全体がRCでできているためひんやりとして冷たく、とくにRCの床に寝そべると全身の熱を吸収されるような感じで、まるで水玉のなかに閉じ込められたような不思議な空間でした。
みんなマナーがよくて、喋ったり(反響するからよろしくない)写真撮ったり(禁止されている)ひとがいないことに感心しました。
続いて小豆島の竹を編んだドームを目指しました。何年か前に企画した竹のバーを思い出しました。(規模はこちらのほうが全然大きいですが。)床は丸竹を平ビスでとめた程度のラフなつくりですが、来る人は足裏マッサージ感覚で楽しんでいたようです。
途中で寄った、能舞台として使われているという建物。茅葺き屋根のバランスが独特。
小豆島や豊島は、コロナ禍にもかかわらず海外の方が目立ちました。みんな最初はアートを目指して島を回るのですが、島の昔からある家々、海を背にポツンと建つ工場、味のある店の看板のほうがむしろアートなのではないかと途中で感じるような気がします。わたしもそのようにかんじました。
岡山の産後ケアセンタープロジェクトがスタートしました。
産婦人科の病棟の移転に伴い、旧病棟を取り壊さずに、リノベーションして運用する計画です。
といっても鉄骨のスケルトンに一回してしまうので、平面の自由度は新築とさほど変わらないです。(かかるコストもじつはさほど変わりません。)スケルトンになった鉄骨造の内部は無骨でなかなかカッコいいです。
隔週の定例に参加するため、これからはしばらく岡山に通うことになりそうです。もう一つ進行中の岡山プロジェクトがあるので毎回それなりに盛りだくさんな出張になりそうです。
外壁のサッシかひと通り嵌り終えたところ。
鉄骨造らしさの随所に残しておきたいため、鉄骨の露出、隠蔽の判断を行った。
外壁下地は熱橋を作らないように前後にずらして配置している。(写真は空調の冷媒管もドレン管)。配管、配線を終えてから、断熱材の吹き込みを行う。
予算の関係で木造用の規格サッシを使っているが、鉄骨のスパンと上手くあい、気持ちいい。ここの連窓の取り付けは特に大変だったと大工さんはいう。
名古屋で友人の竣工したマンションがあるので見学しに行った。
まず印象的なのが外観。インナーバルコニーの穴から跳ね出しのバルコニーが突き出すという二重の構造になっていて、なかなかみたことがない。各住戸のバルコニーのずれに加え、この二重構造が外観により自由度を与えている印象。遮音性を確保した音楽マンションということで、どこか音符のような躍動感を感じた。
表に出しているサッシがないため、マンションらしくない外観に仕上がっているのも印象的だった。遮音性を高めるという制約をデザインに活かしているということか。
中は吹き抜けを中心に、一階はテナントと音楽スタジオ(イベント時はオープンに繋がる構造)、2階より上は各部屋が外廊下を挟んで配置されている。ガラスブロックとサインの一体感あるデザインもよかった。部屋の既製品の扉は少し浮いているように見えたが、コストが厳しい昨今、自分のプロジェクトもよく陥りがちな問題の為、悩ましいところである。